VOCってなに?



VOCは揮発性有機化合物でシンナーなどに含まれるトルエン、キシレン、酢酸エチルなどが代表的な物質です。建築資材などでは、防腐剤、塗料溶剤、接着剤、木材保存剤、防蟻剤などに含まれており、これらから放散される化学物質がシックハウス症候群の主な原因といわれています。F☆☆☆☆のFはホルムアルデヒドの表示であって,トルエンやキシレン等のVOCの含有量に対する安全性ではありません。

ホルムアルデヒドによる健康影響は、目や喉の痛み、頭痛等がありますが、VOCによる健康影響は物質によって違いがあります。代表的な物質として
トルエンは、疲労やめまい、体力減退、不眠の症状
キシレンは、目・鼻・喉を刺激しバランス感覚を失ないます
スチレンは、粘膜の炎症や中枢神経抑制作用
エチルベンゼンは、目や皮膚への刺激、皮膚の乾燥・炎症
パラジクロロベンゼンは、めまい、頭痛、腎炎、発がん性もあります

製造メーカーは、政令で定められた指定化学物質等を含有する製品に添付が義務づけられた書類で、製品の物理化学的性質・危険有害性・取り扱い上の注意等についてを記した製品安全データシート(MSDS)を公表しています。

MSDSは化学物質を含む製品の管理を目的として書かれていて、取扱い上の注意等の情報が載っていますので、現場で作業する職人さんや現場管理者が主に必要とする情報ですが、製品にどのような物質が含まれているかを知る事も出来ますし、ホルムアルデヒド放散による区分 F☆☆☆☆やVOC放散速度基準4VOC基準適合等の情報も記載されている場合もあります。
HPで各メーカー、製品ごとに表示してますので参考にしてみてください。
コニシ
潟Zメダイン

但し、MSDSは製品内の含有量で表示されており,施工後の室内のVOC濃度を示してはいませんので、必要に応じて検査を依頼することをお薦めします。
リフォームの場合は、生活しながら工事を行うことが多いので、出来るだけ換気をしながら、接着剤に規定されたオープンタイムと呼ばれる接着剤面の開放時間を適切にとって,接着に不要な溶剤を飛ばしてしまうことが大切です。

posted by (株)高橋建築事務所 at 03:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康・快適 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

掃除が楽!自動洗浄機能


住宅の掃除で面倒な場所は台所の換気扇・ガスレンジ廻り・窓ガラス・浴室・トイレと続くそうですが、リフォームをしたい場所と一致します。掃除をしやすくリフォームすることで、不満を解消出来るケースもあります。

パナソニックの全自動おそうじトイレ「アラウーノ」
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便器の素材に、水族館の水槽などに使用されている高強度の有機ガラス系の素材を採用したことで水あかが付きにくくなるほか、仮に付着してしまった場合も簡単に落とすことができるという。洗浄方式として直径約5mmの気泡を作り出して汚れを落としたあと、食器用中性洗剤からつくる直径60μmの泡で、より小さな汚れを除去するというもので専用タンク市販の台所用合成洗剤(中性)に溜め、従来のブラシを使った掃除を大幅に減らすことができるようです。

クリナップのフィルター自動洗浄「洗エールレンジフード」
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今まで面倒だったレンジフードのフィルター掃除を 自動で洗浄!
給水タンクにぬるま湯を給水してスイッチを入れると、フィルターを自動洗浄。約月1回の洗浄で約10年間フィルターを取り外さずに掃除が出来ます。

ノーリツの自動洗浄浴槽「 おそうじ浴槽」
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パワフル噴射ノズルが洗剤を霧のように吹きかけ、汚れを浮き上がらせたらシャワースプレーで一気に洗い流し、排水栓の開け閉めもすべて自動です。

番外編
アイロボット社のロボット掃除機「ルンバ」
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リフォームには直接関係ないですが、お掃除の苦手な方におすすめです。動画を見てください。掃除終了後は自らホームベースに戻り充電開始は驚きますが、ちょっと笑えます。



posted by (株)高橋建築事務所 at 04:40 | Comment(2) | TrackBack(0) | 健康・快適 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

F☆☆☆☆ってなに?


住宅の内装に使われる建材の中で、ホルムアルデヒドの発散量が最も少ないランクを示す等級でエフ・フォースターと言います。

シックハウス対策規制で内装仕上げの制限に関し、ホルムアルデヒドを発散する建材を壁や床、天井などに使用する際に面積制限を行うことになり、JASやJISの基準で「F☆☆☆☆」の等級なら制限なくいくらでも使うことができるが、「F☆☆☆」の場合は床面積の2倍までしか使えない。さらに「F☆☆」より下のランクの建材は使用を禁じられている。ホルムアルデヒドとは、刺激臭のある無色の気体で水に溶けやすく、水溶液を「ホルマリン」と呼び、消毒剤や防腐剤に使われている他、接着剤、塗料、繊維の加工等に広く利用されています。ホルムアルデヒドガスを吸入すると眼・鼻・呼吸器が刺激され、くしゃみ、咳、よだれ、涙がでます。高濃度になると呼吸困難・肺浮腫などを発生することもあります。

現在販売されている内装用材料は殆どF☆☆☆☆表示されています。内装の仕上げ等にホルムアルデヒド発散建築材料を使用しない場合であっても、家具等からもホルムアルデヒドが発散されるため、24時間換気は原則義務付けられています。

札幌では(財)北海道薬剤師会公衆衛生検査センターでホルムアルデヒドやVOC(5物質)の検査をしてくれます。専用のキットを借り、自分で設置・回収して検査依頼、検査結果は2週間位かかります。検査内容によって価格も数千円〜1万数千円程度で出来ますので、ご興味のある方はご利用してはいかがですか。

posted by (株)高橋建築事務所 at 08:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康・快適 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

断熱リフォームは24時間換気も一緒に


住宅関連で近年増えた法令
住宅用火災警報器を設置することが義務
(平成16年(2004年)6月2日に消防法が改正)
・シックハウス対策規制 内装仕上げの制限と 24時間換気の義務
(平成15年 (2003年)7月1日に建築基準法改正)

リフォームを検討される築年数から推測すると、上記の法令以前に新築されている場合が多いと思います。住宅の高気密・高断熱化にともない、住宅の場合、必要な換気量は0.5回/h換気性能、又はホルムアルデヒド濃度を0.08ppm以下に保つ事ができる換気設備の設置が求められます。機械に頼らない自然換気も認められますが、自然換気のみで 0.5回の換気性能を24時間確保するのは困難なので、機械換気設備の設置が必要です。つまり、2時間に1回家中の空気が入れ替わる換気量を確保しなければならないと定められています。換気量が少なすぎると、健康に悪く、逆に多すぎると、暖房のロスが大きくなってしまいます。換気に関して詳しいことは24時間換気の必要性を参考にしてください。

札幌では冬の換気は『せっかく暖房で暖めた部屋を換気するのは寒い』などと、換気扇のスイッチを切り換気口を塞いでいる状態をよく見ます。
断熱気密リフォームを検討の際は、24時間換気は必要ですので、一緒に検討されることをお薦めします。

posted by (株)高橋建築事務所 at 07:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康・快適 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする